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2012年 02月 11日

「彼らは貧しい、しかし高貴である」 ポール・クローデル      2011年3月16日の記 再掲    

 金言、名言、至言、箴言、格言、名句....、巧言令色至ってお好きな野田総理。
昨年3月11日の東日本大震災から早くも1年を迎えようとしている極寒の2月今、果たして現地の復旧復興状況はどうなっているのか。政府もメディアも国民も、格別話題とすることが無くなってきた。菅民主党内閣の初動の不手際、今なお先行きの定かならぬ復旧復興施策と被災地被災民の過酷な現状を思うとき、野田現政権および与野党国会議員は何をしているのであろうか。
 昨日発足した「復興庁」とそれに伴う担当大臣の新設発令、付随して行われた防災大臣の任命と兼務する職の不整合性、その陳腐さに唖然とし、それやこれやを思うにつけ、標題のポール・クローデルのこの至言、野田さん如何に聞こし召すかと、敢えて再掲。

『大正10年(1921年)から昭和2年(1927年)にかけて駐日フランス大使を勤めたポール・クローデルの言葉である。
昭和18年の秋(昭和18年とは、大東亜戦争で4月に山本五十六連合艦隊司令長官が戦死、5月にはアッツ島で日本軍が全滅(玉砕の言葉がこの時登場)、10月には明治神宮外苑で学徒出陣の壮行式が行われるなど、わが国の敗色が濃厚になってきた頃である。)
パリのとある夜会に招かれたクローデルは、次のようにスピーチした。

「私がどうしても滅びてほしくない一つの民族があります。
 それは日本人です。彼らは貧しい。しかし、高貴である。」


 震災以後現地取材ニュースに接する外国メディア、記者、コラムニスト達が度々触れる激甚被災地にあって尚、節を失わぬ被災者達の静かな整然たる生活態度に対する感嘆の声。
期せずして想起されるのが、冒頭のポール・クローデルの言葉である。
「菅よ(野田よ)、民主党よ、市民政治家を名乗る詭弁者達よ、心して聴け、声無き民の声無き声を、被災難民の慟哭を。心して見よ、無慈悲の雪中に佇立して、ただ耐えるその姿を」』

                           2011年3月16日記
 
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by gettenn66 | 2012-02-11 22:29 | Comments(4)
Commented by 祐斎 at 2012-02-12 17:19 x
国民は一流、政治は三流を言いたかったのでしょう!クローデル氏は・・・・・・・。貴兄のおっしゃる通りでです!
国民は太平洋の真ん中で、船長のいない舟で漂っているようなものですな!どこに向かって行けばいいの? いい船長を選択しましょうや!
Commented by gettenn66 at 2012-02-12 18:52
御同感ありがたく、梨の礫とは知りながら、民、自両党ホームページに宛て都度々意見投稿をもって些々やかな抵抗をしてるんですが。来るべき選挙で民意の良識が示されることを期待したいですね。
Commented by namiheiii at 2012-02-13 11:05
来るべき選挙で国民にはどんな選択があるのでしょうか?どこかの国の豪華客船のように座礁して乗客を残して先に逃げ出す船長ばかりしか見当たりません。
Commented by gettenn66 at 2012-02-13 20:11
大げさな言いようでなく、まさに国難ですね。曾ての英国におけるサッチャーみたいな人の出現は叶いませんでしょうかねえ。


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